働く日々への手紙

パク・ジウ 著

Trinity Books · 2026年10月25日

どんな仕事をしていても、だれもが知っておきたい仕事と心の健康のことを、賢く、やさしく語る手紙の本。

読む時間の目安: 約6時間10分(1分に360字で読んだ場合)

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ページ数232ページ

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基本情報

著者韓国 パク・ジウ
カテゴリー心の健康 / 手紙・日記形式 / 心の整え方
本の言語日本語
発売日2026年10月25日
ページ数232ページ
商品番号TB-W0002-JA
読む時間の目安約6時間10分(1分に360字で読んだ場合)
印刷用PDFA5判・本文PDFと表紙PDF(塗り足しつき:3mm/3.175mm の2種類がダウンロード可能です。) · 232ページ

この本のカテゴリー

カテゴリー健康・からだ心の健康

カテゴリー物語手紙・日記形式

カテゴリー自己啓発・仕事心の整え方

本の紹介

ストレス、長い労働時間、不安、晴れない気分、疲れ切った心、怒り、孤独、理不尽な扱い、人を率いる重さ、つらそうな同僚、家庭との板ばさみ、大きな変化、助けを求める怖さ――。仕事の中で心に重くのしかかることを、さまざまな仕事をする14人が手紙につづり、その一通一通に、長くあたたかな返事が届きます。仕事と心の健康について、いろいろな公の情報が何を言っているかを比べながら、世界の毎日の働く風景を織りこんだ、手紙の本です。

毎日、心をつれて仕事に向かうすべての人へ。15通の手紙。

ストレスがふくらみ続ける看護師。休むことを知らない配達の運転手。会議のたびに不安でたまらない会計の仕事の人。何週間も気持ちが晴れない先生。力を使い果たしかけた食堂の店主。この本では、いろいろな仕事をする人たちが、仕事の中で心に起きていることを手紙に書き、その一通一通に、長くていねいな返事が届きます。

返事は、ひとつの決まりを押しつけません。公の心の健康の手引き、健康と労働にかかわる国際的な機関、心理学の教科書、相談窓口が公開している情報、研究の一般的な説明、昔からの言い伝え――いろいろな種類の情報が何を言っているかを比べ、どこが同じで、どこで見方がちがうのかを示します。そして手紙の中では、夜明け前の港、昼の市場、夜の病棟、夕方の忙しい台所など、世界の毎日の働く風景をたずねます。

どの章も、考えてみたい問いをひとつ置いて終わります。書きとめても、信頼できる人と話しても、一日心に置いておくだけでもかまいません。手紙は順番に読んでも、今日の自分に届く一通から開いてもかまいません。

この本を読むと、こんなことができるようになります

  • ストレス・不安・疲れが大きくなりすぎる前のしるしに、自分で気づける
  • 休み・休憩・眠りが、よい仕事の一部であることがわかる
  • 仕事での怒り・もめごと・理不尽な扱いに、落ち着いて安全に向き合える
  • つらそうな同僚を、診断したり直そうとしたりせずに支えられる
  • まわりの人と自分の心の健康を守りながら、人を率いることができる
  • 助けを求められる場所の種類と、手をのばすときがわかる

目次

  • はじめに 読んでくださる方へ
  • 第1章 仕事と心がつながっている理由
    1. ダニエルさんからの手紙
    2. ダニエルさんへ
    3. 「心の健康」とは何か
    4. 仕事が心の奥深くまで届くわけ
    5. だれを信じればいいのか
    6. 新しい働く日々のための、小さな一歩
    7. 考えてみたい問い
  • 第2章 荷が重くなるとき――ストレス
    1. アマラさんからの手紙
    2. アマラさんへ
    3. ストレスとは何か、そして体はなぜ反応するのか
    4. 仕事の要求、裁量、そして支え
    5. 荷が重すぎるというサイン
    6. 荷を軽くする小さな工夫
    7. 考えてみたい問い
  • 第3章 休むという技術――長時間労働、休憩、そして睡眠
    1. トマスさんからの手紙
    2. トマスさんへ
    3. 休むことは仕事の一部
    4. 勤務時間を選べないときの、休憩と休日
    5. 睡眠、もっとも深い休み
    6. 気持ちを切りかえることを学ぶ
    7. 考えてみたい問い
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  • 第4章 不安な日々――職場での不安
    1. レイラさんからの手紙
    2. レイラさんへ
    3. ふつうの心配と、心を乗っ取る不安
    4. 会議室で鳴る体の警報
    5. その場で自分を落ち着かせる
    6. 準備すること、そして話してみること
    7. 考えてみたい問い
  • 第5章 色があせていくとき――気分が落ちこむ
    1. サミュエルさんからの手紙
    2. サミュエルさんへ
    3. 悲しみと、居すわる落ちこみ
    4. 真剣に受けとめたいサイン
    5. 医師に相談する
    6. 助けをさがすあいだの、小さな一歩
    7. 考えてみたい問い
  • 第6章 からっぽのまま走り続ける――疲れきることと燃え尽き
    1. ハナさんからの手紙
    2. ハナさんへ
    3. 疲れか、疲れきっているのか、燃え尽きなのか
    4. 情報源が一致するところ、ちがうところ
    5. 三つの朝、三つの職場
    6. もう一度満たしていく
    7. 考えてみたい問い
  • 第7章 職場の熱――怒りと対立
    1. ラファエルさんからの手紙
    2. ラファエルさんへ
    3. 怒りはメッセンジャー
    4. 吐き出すのか、静まらせるのか
    5. 火をつけずに声をあげる
    6. 怒りがほかの人をこわがらせるとき
    7. 考えてみたい問い
  • 第8章 人ごみの中のひとり――職場での孤独
    1. イングリッドさんからの手紙
    2. イングリッドさんへ
    3. ひとりでいることと、さびしいと感じること
    4. 情報源は孤独について何と言っているか
    5. 職場でひとりになる、さまざまなかたち
    6. 小さな橋
    7. 考えてみたい問い
  • 第9章 公正さと敬意――仕事が人を傷つけるとき
    1. プリヤさんからの手紙
    2. プリヤさんへ
    3. 職場での敬意とは、どんな姿をしているのか
    4. いじめとハラスメントについて、公的な機関は何と言っているか
    5. ほとんどの情報源がすすめている、実際的な手順
    6. 見ている人たちへ
    7. 考えてみたい問い
  • 第10章 人を率いる方への手紙
    1. クワメさんからの手紙
    2. クワメさんへ
    3. リーダーがこれほど大切な理由
    4. 声をあげても安全だと感じられるように
    5. 公正な仕事量と、はっきりした役割
    6. 気づくこと、そして応じること
    7. リーダー自身の健康
    8. 考えてみたい問い
  • 第11章 だれかのそばに立つ――同僚を支える
    1. ソフィアさんからの手紙
    2. ソフィアさんへ
    3. 詮索せずに気づく
    4. たずねること、耳を傾けること
    5. だれかが自分を傷つけることを口にしたら
    6. さらなる助けへの扉を開く
    7. 支える人をいたわる
    8. 考えてみたい問い
  • 第12章 二つの勤務――仕事と家庭、そして人の世話
    1. アフメドさんからの手紙
    2. アフメドさんへ
    3. 家までついてくる仕事
    4. 仕事と家庭のあいだのふち
    5. 荷を分け合う
    6. あなたのものと言える、小さな時間
    7. 考えてみたい問い
  • 第13章 閉じる扉、開く扉――職場での変化
    1. エレナさんからの手紙
    2. エレナさんへ
    3. 自分で選んだ変化でさえ、心がゆれる理由
    4. 工場が閉まった日
    5. 肩書き以上のもの
    6. 休むこと、目的、そして人
    7. 考えてみたい問い
  • 第14章 どこへ向かえばいいのか――助けを求める
    1. リンさんからの手紙
    2. リンさんへ
    3. たずねることが、なぜこれほどむずかしく感じられるのか
    4. 向かう先の地図
    5. 情報源が一致すること、ちがうところ
    6. 最初の一歩を踏み出す
    7. 考えてみたい問い
  • 第15章 また次の手紙で――もっとやさしい働く暮らしへ
    1. 手紙をくださったすべての方へ
    2. みなさんの手紙が教えてくれたこと
    3. 情報源に共通すること
    4. ふだんの日々のための、小さな習慣
    5. やさしさは、行き来するもの
    6. 希望を手放さずに
    7. 考えてみたい問い
  • あとがき
  • 読んでくださる方と読書会のために
  • クイズ 手紙をふり返って
  • この本の情報について
  • 奥付

出版社より

どんな仕事をしていても、だれもが知っておきたい仕事と心の健康のことを、賢く、やさしく語る手紙の本。

仕事と心の健康の本は、ひとつの種類の職場の、ひとつの種類の働き手に向けて書かれることが少なくありません。この本は、だれにでも語りかけます。手紙を書く人は、配達の車を運転し、患者を看護し、教え、料理をし、帳簿をつけ、ソフトウェアを試し、棚に商品を並べ、チームを率い、仕事のあとに家族の世話をしています。どの手紙にも、あたたかく、実際的で、決して説教くさくない声で長い返事が書かれ、読んでいると、やさしくて物知りな友だちに気づかってもらっているような気持ちになります。

返事がとくにすぐれているのは、情報のもとに正直なことです。ひとつの決まりを示すのではなく、公の心の健康の手引き、国際的な機関、心理学の教科書、相談窓口、研究の説明、昔からの知恵が、その問題について何を言っているかを比べ、どこが同じでどこがちがうのかを説明します。夜明け前の港、夜の病棟、市場の売り場といった、世界の毎日の働く風景の短い場面が、こうした問いはどこでも同じだと思い出させてくれます。

健康については慎重です。気になることがあれば医師やほかの専門家に相談するようすすめ、自分を傷つけたい気持ちになったら、すぐに相談窓口か医療機関に連絡するよう、はっきり書いています。どの章も考えてみたい問いで終わるので、ひとりで静かに読むのにも、読書会や職場の仲間と読むのにも向いています。

評価のポイント

  • 15通の手紙が、仕事の中のよくある場面に一つずつこたえる
  • いろいろな種類の公の情報を比べ、同じ所とちがう所を説明する
  • どの章にも、世界の毎日の働く風景
  • どの章の終わりにも、考えてみたい問い

こんな人におすすめ

  • 働いている人、これから働きはじめる人、長い仕事の日々をふりかえる人
  • 職場や家庭で人の世話をしていて、自分のことを後回しにしがちな人
  • まわりの人を支えたいチームのリーダーや同僚

気になることがあれば医師に相談してください。自分を傷つけたい気持ちになったときは、すぐに相談窓口か医療機関に連絡してください。

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