意味はつくるもの

カミーユ・デュヴェルヌ 著

Trinity Books · 2026年10月28日

サルトルやカミュとともに、ありふれた一日から意味のある人生をつくる。

読む時間の目安: 約7時間40分(1分に360字で読んだ場合)

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ページ数286ページ

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基本情報

著者フランス カミーユ・デュヴェルヌ
カテゴリー哲学入門 / 幸福論 / 死生観
本の言語日本語
発売日2026年10月28日
ページ数286ページ
商品番号TB-K0008-JA
読む時間の目安約7時間40分(1分に360字で読んだ場合)
印刷用PDFA5判・本文PDFと表紙PDF(塗り足しつき:3mm/3.175mm の2種類がダウンロード可能です。) · 286ページ

この本のカテゴリー

カテゴリー考え・哲学・宗教哲学入門

カテゴリー考え・哲学・宗教幸福論

カテゴリー考え・哲学・宗教死生観

本の紹介

「人生って、これだけなのだろうか」。私たちの多くは、いつかそう問いかけます。答えを手渡してくれる人はいません。それが心細く感じられることもあるでしょう。この感覚を正面から受けとめ、そこに絶望ではなく自由を見いだした思想家たちがいました。どう生きるかによって、自分で意味をつくっていく自由です。

サルトルやカミュとともに、ありふれた一日から意味のある人生をつくる。

本書は、ジャン=ポール・サルトル、アルベール・カミュ、シモーヌ・ド・ボーヴォワール、セーレン・キルケゴールの考えを、平易で温かい言葉で紹介し、ふだんの暮らしへとつなげます。取り上げるテーマは次のとおりです。人間には取扱説明書がないこと。自由がめまいのように感じられる理由。正解のない場面でどう選ぶか。私たちが隠れてしまう「役割」。不条理とシーシュポスの石。他者のまなざしのもとで生きること。自分の自由が他者の自由とつながっている理由。何歳になっても人は変わり続けること。日々の誠実さ、関わりつづける決意、人生の終わりと向き合うこと。そして、なにげない毎日の中で意味をつくることです。

各章は身近な場面から始まります。ひとつの考え方とその出典となった著作を解説し、年齢も境遇もさまざまな人の暮らしの中で、その考えがどう働くかを示します。章の終わりには、実践のステップ、短い書き込みワーク、よくある質問への答えを収めました。哲学者たちの考えは著者自身の言葉で説明し、解釈が分かれる点はそのまま率直に伝えています。

生きる意味について静かに考えたい方、実存主義にはじめて触れる方に向けた一冊です。

目次

  • 意味はつくるもの
  • はじめに:消えることのない問い
  • 本書の使い方
  • 第1章 日曜の夜の問い
    1. 夜九時のアイロンがけ
    2. 人類と同じくらい古い問い
    3. 四人の思想家とその時代
    4. 彼らが共有していたもの
    5. 意味は見つけるものではなく、つくるもの
    6. ほかの答えを否定するものではない
    7. 四つの日曜の夜
    8. この本にできないこと
    9. 実践のステップ
    10. 短い練習:大切な三つのこと
    11. よくある質問
    12. この章のまとめ
  • 第2章 取扱説明書はない
    1. 「私はもともとクリエイティブな人間じゃないから」
    2. ペーパーナイフ
    3. 実存は本質に先立つ
    4. 「私はそういう人間だから」
    5. 自分で選ばなかった事実
    6. 行動を通して自分をつくる
    7. 取扱説明書なしの四つの人生
    8. 実践のステップ
    9. 短いエクササイズ:レッテルを書き直す
    10. よくある質問
    11. この章のまとめ
  • 第3章 自由のめまい
    1. 二つの開いた扉
    2. 高いところから見下ろす
    3. 不安と恐れは違う
    4. 崖の道
    5. 自由はなぜ重く感じられるのか
    6. めまいから逃げるやり方
    7. めまいから学ぶ
    8. 不安に助けが必要なとき
    9. 縁に立つ四つの人生
    10. 実践のステップ
    11. 短いエクササイズ:縁に立つ
    12. よくある質問
    13. 本章のまとめ
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  • 第4章 正解のない選択をするとき
    1. 昇進と母
    2. 学生のジレンマ
    3. なぜどんな規則も決められなかったのか
    4. 相談相手を選ぶことは、すでに一つの選択である
    5. 価値は選ぶことの中でつくられる
    6. 選ばなかった道とともに生きる
    7. すべての選択がこうなのではない
    8. 四つの人生、二つの善
    9. 実践のステップ
    10. 短いエクササイズ:一枚の紙に二つの善
    11. よくある質問
    12. この章のまとめ
  • 第5章 役割という隠れみの
    1. 「私にできることは何もありません」
    2. カフェのウェイター
    3. 自己欺瞞──自分自身につく嘘
    4. 「選択の余地はなかった」
    5. もう一つの側面──事実がないふりをする
    6. 役割そのものが問題なのではない
    7. 自己欺瞞はなぜこれほど魅力的なのか
    8. 役割の陰にいた四人
    9. 実践のステップ
    10. 短いエクササイズ:「しなければならなかった」の棚卸し
    11. よくある質問
    12. この章のまとめ
  • 第6章 振り返って理解し、前に向かって生きる
    1. 古い手紙の箱
    2. 日記の短い一節
    3. なぜ理解するまで待てないのか
    4. 過去は動かせないが、その意味は動かせる
    5. どちらを選んでも残る後悔
    6. 自分の物語を正直に語る
    7. 前に向かって生きる
    8. 振り返り、前に進んだ四つの人生
    9. 実践のステップ
    10. 短いエクササイズ:若い頃の自分への手紙
    11. よくある質問
    12. この章のまとめ
  • 第7章 人生が不条理に感じられるとき
    1. 火曜の朝、路面電車で
    2. 舞台の書き割りが崩れるとき
    3. カミュが言う「不条理」とは
    4. カミュの重い問いかけ
    5. 三つの応じ方
    6. 反抗、自由、情熱
    7. 小さな瞬間にひそむ不条理
    8. 不条理と出会った四つの人生
    9. 実践のステップ
    10. 短いエクササイズ:沈黙と自分の答え
    11. よくある質問
    12. 本章のまとめ
  • 第8章 もう一度、石を押す
    1. 洗濯かご
    2. 古い物語
    3. 坂を下りる道
    4. 満ち足りたシーシュポスを思い描く
    5. 現代の暮らしのなかの繰り返し
    6. 苦々しさのない、澄んだ目
    7. 石を自分のものにする
    8. 石が重すぎるとき
    9. 石とともにある四つの人生
    10. 実践のステップ
    11. 短いエクササイズ:坂を下りる道
    12. よくある質問
    13. この章のまとめ
  • 第9章 他者のまなざしのもとで
    1. 「いいね」43件
    2. 鍵穴
    3. 対象になるということ
    4. 出口のない部屋
    5. 視線のために生きる
    6. 見られることは贈り物にもなる
    7. 私たちは他者をどう見ているか
    8. まなざしの下の四つの人生
    9. 実践のためのステップ
    10. 短いエクササイズ:想像上の観客
    11. よくある質問
    12. 章のまとめ
  • 第10章 あなたの自由と私の自由
    1. カフェのカウンターで受けた相談
    2. 両義性の哲学
    3. まじめな人間
    4. 自由はひとりきりのものではない
    5. 他者が自由になるのを助ける
    6. 自由が阻まれているとき
    7. 子どもの世界
    8. 四つの人生、さまざまな自由
    9. 実践のステップ
    10. 短いエクササイズ:私の人生は誰の自由に触れているか
    11. よくある質問
    12. この章のまとめ
  • 第11章 「ある」のではなく「なっていく」
    1. バスの座席
    2. 私たちは自分になっていく
    3. 状況が形づくり、自由が応える
    4. 他人が貼るレッテル
    5. 外から見た老い
    6. 企てがあるから、人はなっていける
    7. どの年齢でも、なっていく
    8. なりつづける四人
    9. 実践のステップ
    10. 短いエクササイズ:なりつつある私
    11. よくある質問
    12. この章のまとめ
  • 第12章 まっとうなことをする
    1. 停電の夜
    2. 病に閉ざされた町
    3. 自分の仕事をした医師
    4. 数えつづけた役所の職員
    5. 残ることにした男
    6. 大げさでない英雄的なあり方
    7. 連帯を生み出す反抗
    8. ふだんの日々のまっとうさ
    9. ごく当たり前のまっとうさを生きる四人
    10. 実践のステップ
    11. 短いエクササイズ:私のボランティアチーム
    12. よくある質問
    13. この章のまとめ
  • 第13章 毎日あらためて選ぶ
    1. 七年目の火曜日
    2. 二つの生き方
    3. 面白い瞬間に生きる
    4. 自分自身を選ぶ
    5. あらためて選ばれるコミットメント
    6. 反復の喜び
    7. コミットメントを手放すとき
    8. コミットメントを生きる四人
    9. 実践のステップ
    10. 短いエクササイズ:約束を新たにする
    11. よくある質問
    12. この章のまとめ
  • 第14章 終わりと向き合う
    1. 葬儀のあとで
    2. 私たちが避けている事実
    3. 王と助言者
    4. なぜ今、休まないのか
    5. 有限の人生が重みを与える
    6. もう一度、生きたいと思えるか
    7. 死が身近に迫るとき
    8. 終わりと向き合う四つの人生
    9. 実践のステップ
    10. 短いエクササイズ:二つの問い
    11. よくある質問
    12. この章のまとめ
  • 第15章 ふつうの日々の意味
    1. 一年後の日曜の夜
    2. これまでにたどってきたこと
    3. 企てを通して生まれる意味
    4. 人を通して生まれる意味
    5. 正直さを通して生まれる意味
    6. 小さな行いを通して生まれる意味
    7. 決して完成しない意味
    8. 意味が遠く感じられるとき
    9. 四人の一年後
    10. 実践のステップ
    11. 短いエクササイズ:日曜の夜の習慣
    12. よくある質問
    13. この章のまとめ、そしてお別れに
  • 結びの言葉
  • 本書の主な用語
  • 出典について
  • 心のケアについて
  • 著者について
  • 奥付

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